新潟が大雪でヤバイ!新新バイパスで大渋滞、立ち往生に巻き込まれたことについてお話します。

2022年12月19日。前日から雪模様となった新潟市ですが、とんでもない大雪となりました。朝から晩まで降り続いた雪は、新潟市の秋葉区でも70cmくらい。職場の新発田市は、想像を絶する大雪となりました。

この日は、新潟県内でも国道8号線で大立ち往生が起こっていると報道がありましたが、新潟市内では、あちらこちらで大渋滞、立ち往生が発生していました。

まさか、自分が巻き込まれるなんて、想像もしていなかったのですが、わたしは、夜の新新バイパスで立ち往生することになったのです。そのときに起こったことを4つのポイントにまとめてシェアしますね。

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新潟が大雪でヤバイ!新新バイパスで大渋滞、立ち往生に巻き込まれた。

冒頭でもお話しましたが、2022年12月19日は昼間から大雪となりました。

降る雪を見ているだけでも「これは本格的に積もるだろうなぁ」と覚悟はしていましたが、その覚悟を遥かに超える積雪になりました。

わたしは、当日、新発田市という場所で仕事だったので、朝は7時頃に家を出て、9時前に職場に着くことができました。通常ならば1時間程度で到着できるのですが、さすがに雪の日の通勤は、ゆっくり安全運転で進むしかありません。時速30kmで走れれば良いほうだと考えおくくらいがベターです。

この段階では、夕方に起こることなんて、想像もしていなったのですが、朝から晩までず~っと雪が降り続けることになったのです。結果、夕方までに30cm以上は積もったと思います。

さて。夕方、駐車場に向かった段階でヤバイなぁと感じました。積雪と近隣道路の大渋滞のテールランプが目に飛び込んできたのです。

とりあえず、無茶をして農道を走るよりも、大きなバイパスを使った方が安全だろうと車を走らせました。ここから事件がはじまるのです。

バイパスに辿り着くまでは、そこそこ車も流れていたのですが、いざ、バイパスに突入すると、大渋滞!むしろ、渋滞というよりも「微動だにしない」という言葉がしっくりくる感じです。

新発田市を出発したのが17:30過ぎ。自宅に着いたのは、なんと23時ちょっと前。なんだかんだで約6時間かかるという大惨事でした。

新潟の大雪による、新新バイパスでの大渋滞。6時間を車で過ごす中で、いくつかのトラブルと感じたことを4つのポイントにまとめてみました。

1.交通情報が全然役に立たない

とにかく一番に感じたことは、情報が全く入らないということです。

ラジオを聞いていても、ニュースを音声で聞いていても、役に立つ情報が一切入ってこないのですね。

どうして、この渋滞が起こっているのか。どこかで事故が起こっているのか。どこから渋滞しているのか。どれくらいの規模の渋滞になっているか。

こういった情報は全然入ってこないのです。ラジオ局も緊急番組を放送してくれていましたが「安全運転」などの言葉は聞こえてくるものの、ほしい情報がひとつも流れてきませんでした。

目の前で起こっている状況に、一切、情報が入ってこないというのは、とても不安になるものなのですね。そして、すごくフラストレーションも高まっていきます。

これは、今回の体験をとおして、とても勉強になりました。

2.車は時速10km以下。ほぼクリープで進むのみ。

新新バイパスは日本でもめずらしい、時速70kmで走行できる道路です。テレビでも取り上げられ、話題になるともあるんですよね。

ところが、この大渋滞では、ほぼブレーキを踏みっぱなし。車が動くとしても、クリープで進んで、すぐブレーキという状況でした。こんな大渋滞は経験がないので、本当に苦痛で、苦痛でたまりませんでした。

少しずつは動くのですけど、車半台分~1台分くらい進むかどうか。時速は10kmに届かないくらいのペースです。

車は動かないし、雪は降ってくるし、ガソリンもきちんと減るし。どんどん不安が大きくなっていきます。

一瞬流れができそうに感じても、バイパスに乗り込んでくる車もあるわけですから、合流のところで、どんどん流れは滞っていきます。強引に割り込んで来ようとする車も多くなってきますから、注意しないと接触事故が起こってしまいますからドキドキです。

3.カーナビがバグりだす。

さてさて。大渋滞にハマって、はじめて体験したことが「カーナビがバグる」ということです。(※自分の感覚もバグりだします。)

あまりにゆっくり過ぎるからなのか、自分の居場所も本来いる場所とは、全然違うところを指しだしたのですね。車の進行方向も、地図を見る限りは全然違う方向に向かい出しています。汗(→実際は、そんなはずありません。知り得ている道ですから。)

終いには、一瞬、地図が真っ白になってしまいました。涙

少し流れが出てきて、一瞬時速20km出せた区間もありました。そのときに、現在地と地図が一致する感じですかね。

とにかく、カーナビがあまり機能せず、音声で届く情報も「ここから〇〇m渋滞しています。通過に〇〇分かかります。」ばっかり。すでに渋滞していることは分かっているだけに、非常にイライラしました。

4.トイレがない。食べ物もない。

これもあるあるなのですが、トイレの問題は非常に困ります。

膀胱が爆発するか、シートを失うかのどちらかの選択をしなければ行けなくなるかもしれませんよね。リアルに。

バイパスは信号もない代わりに、途中にトイレもありません。下道に下りれば何かの施設があるかもしれませんが、はっきり言って「下りたところで、、、」という田舎なんですよね。場所によっては街頭もないし・・・。

下りるタイミングも、普段の時間感覚とは全然合わないのですから、どこにトイレがあるのかも、わからないというのが正解です。

わたしは、2年前に新潟の大雪を体験してからは、車に簡易トイレを常備しています。

おかげさまで、この日は水分補給が少なかったのか、発汗量が多かったのか、運転中はトイレを意識せずに乗り切ることができました。

まとめ

ということで、6時間にわたる大渋滞。途中、海老ケ瀬~竹尾の当たりは、急に車が流れ出し、紫竹山に至る頃からはスイスイでした。むしろ車がいませんでした。汗

じゃあ、一体、何が原因で車が滞っていたのか。この流れがあるなら、どうして後ろがあんなに渋滞したのか。謎は深まるばかりです。

とにかく、車で走りだすことができるようになり、見慣れた安心できる景色が目に飛び込んできたときには、言葉はなくとも、涙があふれてきそうな気持ちになりました。

そして、気持ちが緩んだのか、ど~っと疲れが出てきたんですよね。

あまりにも、お腹がぺコリーヌだったので、近所のコンビニによったのですが、おにぎりも、パンも、な~んにも無い!帰宅後はヨーグルトとグラノーラでお腹を満たすことになりました。

それにしても、新潟の冬、突然の大雪には本当に困りました。みなさんも、万が一にそなえて、簡易トイレは積んでおいた方がよいかもしれませんよ。

今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。