色彩検定2級に独学で一発合格する勉強方法、勉強時間や参考書を紹介します。
おかげさまで、2022年冬期の色彩検定2級の試験に一発合格することができました!
そこで、今回はわたしの勉強方法やおすすめの参考書をシェアしたいと思います。これから受験を考えている方は、是非、参考にしてくださいね。
目次
色彩検定2級に独学で一発合格する勉強方法
前回の記事でも少しお話しましたが、わたしは2022年冬期の色彩検定2級に挑戦しました。独学での挑戦だったので、少し不安もあったのですが、受験のチャンスは年に2回しかありませんから、この機を逃すわけにはいかない!と思ってしまったんですよね。
おかげさまで、試験には合格することができました!(スコアは172点でした。)
過去記事:色彩検定2級を受験してみた!感想と自己採点の結果は?【2022年冬期】
さてさて。それでは、わたしの実践した色彩検定2級の勉強方法をお話しますね。
色彩検定2級の勉強期間はどのくらい必要?
これは、あくまでも、わたしの体験をもとにお話しますね。
実際に「勉強するぞ!」と取り組んだのは約1ヶ月だと思います。1ヶ月弱って感じです。
受験を思い立った時期というのも関係あるのでしょうが、割り切って勉強するのであれば、合格が目指せると思います。
欲を言うのであれば、2ヶ月は勉強期間を確保する方がよいと思います。その方が安心して試験に臨むことができますよね。
色彩検定2級に一日の勉強時間はどれくらい必要?
わたしは、決まったお休みがあるわけではないのですが、朝から夕方までは仕事になることが多いです。
ですから、仕事から帰ってきて60分~90分の勉強時間を作ることで精一杯でした。それ以上は睡魔が襲ってきて、眠気の方が勝ってしまいますから。汗
とは言っても、試験の直前や時間が作れたときは、2時間~3時間は勉強できていたと思います。
この後で紹介しますが、とても使い勝手のよい(相性の良い)テキストと出会うことができたことが合格への近道になってくれたと確信しています。
そうそう。わたしは公式テキストを使いませんでしたが、それが理由で困るということはありませんでしたよ^^
【色彩検定2級合格】おすすめの教材・テキスト3選
色彩検定2級に必要な学習は、教科書を丸暗記するだけでは非効率です。
試験を突破するための勉強は、2つの軸で進めていくことが大切だとあらためて実感しました。ポイントは次の2点です。
- テキストを使った「出題範囲」の学習
- 問題集をを使った「問われ方と答え方」の学習
とくに、後者を練習していないと、本番の試験では真っ青になると思いますから、しっかりと時間を作って学習しておくべきだと感じました。
それと、色彩検定2級には、3級の出題範囲である色彩知識が必要になりますから、2級用の勉強だけをしていればOKという訳にはいかないので注意が必要です。
勉強してみてわかったのですが、2級はマンセル色彩理論を覚えればOKと思っていました。ですが、実際は3級のPCCS色彩理論がわからないと非常に困る場面が多いのですね。
ですから、2級と3級を合わせた学習をしておくことがベストです。
それでは、これをふまえて、わたしがみなさんにオススメしたい教材を3つ紹介します。
最短合格! 色彩検定2級・3級テキスト&問題集 第2版|カラボ色大学
この本の良い点は、3級と2級の出題範囲が1冊にまとめられているところです。
内容もとてもよく整理されていますし、それぞれの受験級で勉強しやすいように、出題級と出題頻度が、わかりやすく明示されているのも嬉しいですよね。
図解してくれている資料や、コショコショっと書いてある補足事項も、バッチリ試験に出てきますから、この本をしっかりと学習していれば、十分に合格ラインに手が届くと思います。最初から最後まで、本当にお世話になった一冊です。
【使い方】
とにかく、3級も2級も含めて、最初から最後まで通読します。
章末問題は、テキストを振り返りながらでもよいので、しっかりと穴埋めして進めましょう。問題演習でつまづいた部分は、テキストにマーカーしておくと、2週目の学習が進めやすくなります。
テキストは最低2周はしておきましょう。どうしても時間がないときは、2週目の学習をするときに、2級の出題範囲だけ再読する作戦でもよいと思います。
このテキスト学習と並行してすすめることで、ぐんと力をつけることができたのがYoutubeの動画です。
お風呂に入っている間にYoutubeの動画で一問一答を聞き流していました。不思議なもので、わからないなりにも少しずつ、単語やフレーズが頭に残るようになっていきます。先生の言い回しなんかも、とてもよい記憶刺激になってくれましたよ。
このテキストの学習順と比較的な出題の流れが合っているので、勉強後にお風呂に入っていた自分にとっては、効率よく復習ができたのだと思います。
改訂版 色彩検定2・3級問題集|長谷井 康子
この問題集は、本当によくできていると思います!
実際の試験と似たような出題形式で、単元ごとに切り口を変えた問題で練習ができる点もすごく良いと感じました。3級と2級を合わせて一冊にまとまっていますから、その点も嬉しいですね。補足のポイント学習も要点がまとまっていますから、非常に助かりました。
【使い方】
飛び級で2級を受験する場合は、2級の出題範囲だけを演習しておけば十分です!
間違いを恐れる必要はありませんから、どんどん解答を進めましょう。わからなかったところや、うろ覚えな部分は、解答をみても構いません。
ただし、自分で間違えたところは、先ほど紹介した基本テキストを必ず振り返ります。
この問題集をしっかり最後まで、自力解答できるようになれば、間違いなく合格ラインを突破できると思います。
色彩検定過去問題集2・3級2021年度
最後に紹介するのは、色彩検定協会から出版されている過去問題集です。
これは、本当に絶対やっておいた方がよいです!この本を購入したはのは、本試験の1週間前くらいでしたが、総仕上げとして取り組むべき一冊ですね。
色彩検定は、数年前に出題範囲や解答時間が変更になっています。
ですから、出題傾向や出題形式などを知るには、過去問を見るのが一番の近道だと思うんですよね。
わたしにとっては、この一冊が合格を決めた決定打になったと確信しています。
というのは、実際に試験を受けてみて、率直に「過去問と一緒じゃね?」と錯覚するくるらい、狙ってくる内容が近いと感じました。
配点も含めて記載されていますから「どの問題の配点が高めで、苦労の割には配点が低い」ということも、合格を狙うには本当に役立ちました。
ちなみに、最後の記述式問題は、過去問をきちんとやっていれば完答できると思います。
それから、色の慣用色名も、問題集で練習していくうちに解答できるようになりますよ!
まとめ
今回は、色彩検定2級に独学で一発合格する勉強方法!勉強時間や参考書を紹介という内容でお話しました。
限られた時間でも、小さな単元学習の積み重ねと問題演習できちんと合格はできます。
ただし、あんまりギリギリになってから慌てるのはよくありません。早目、早目に手を動かして、本試験に臨んでくださいね!
わたしは、あきらかに「時間を意識した解答」の練習が不足していましたから、本試験では、制限時間ギリギリでの解答になってしまいました。汗
ということで、今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです!